Jewelry case、accessory case

PRODUCTS Special Library vol.2

一生ものに出会うアンティークジュエリーボックス

今回は、La Cienega(ラ・シエネガ)で扱っているジュエリーボックス・アクセサリーボックス・宝石箱から、様々な製品を取り上げながら、アンティークジュエリーボックスの世界をお届けいたします。

La Cienega(ラ・シエネガ)でジュエリーケースを興味深くご覧になるお客様は、古くて懐かしいケースや、珍しい形をしたケースに目をとめる方、一生ものとして付き合っていけるケースとして、お祝い・結婚指輪・婚約指輪向けのケースを探されている方まで、それぞれこだわりをお持ちのようです。そこでここでは、『アンティークジュエリーボックス・アクセサリーボックス・宝石箱』の魅力や、当店に並ぶまでの経緯などについて、深く書いてみることにしました。
この記事をきっかけに『アンティークジュエリーボックス・アクセサリーボックス・宝石箱』に興味を持っていただけたら嬉しいです。
そして、当店にご来店いただければ、たくさんの昔懐かしい・珍しい希少なジュエリーボックス・アクセサリーボックス・宝石箱に出会うことができます。

アンティークジュエリーボックス・アクセサリーボックス・宝石箱の魅力
アンティークジュエリーボックス・アクセサリーボックス・宝石箱の魅力

01:アンティークアクセサリーケースとの出会い

昔から、海外へ買付けに行く時に課しているルールがあります。
当店はシャンデリアの専門店なので、基本的に海外への買付けではシャンデリアを探しに行くのですが、今まで買ったことのない新しいジャンルの物を何か一つ買ってみるというのがそのルールです。ただそれが、あるときもあれば、残念ながらないときもあります。
知らない物を何も知らないで買うのは嫌なので、調べたりすることは勉強にもなります。

シャンデリアを買い付けた隣のお店に
”閉店セールの文字が ”

15年くらい前の買い付けで、シャンデリアをたくさん買い付けて帰ろうと外に出ると、隣のお店のウインドーに「閉店セール」の文字を見かけました。気になって中に入ってみると、歴史がありそうなジュエリーショップでした。その時はショーケースの中のジュエリーはほとんど売れてしまっていて、残っていたのは空のケースばかりです。

その空のケースの中に、一つとても雰囲気のあるケースがあったので、手にとって眺めていると、店主のおじいちゃんが「それは私のおじいちゃんの頃に、ジュエリーを購入されたお客様に渡す時に使っていたリングゲースだよ」と、教えてくれました。そのリングケースは、少し陽に焼けている感じの緑のベルベットのボディーに、中にはそのお店のロゴが描かれてあって、開ける時のボタンのところが貝ボタンで作られていました。
その時代も、色々なジュエリーケースがあったはずですが、工業製品と違う職人の手仕事・手間が見られて、美しいなぁ...カッコいいなぁ...と、思って、聞いてみたら店主が言うには、1910年代頃のものじゃないかとのこと。

これは、欲しいな...。

他に何か、1910年頃の古いケースってあるんですか?と聞いて、店主が探してみたところ40個くらい出てきたので、全部くださいと言ったらビックリしていました。今回は「ジュエリーボックスにしよう」と、その時の旅のテーマが決まった瞬間でした。
それまでもジュエリーボックスは、1・2個と、買い付け時に買っていたと思うのですが、この40個のジュエリーケースを手にした時に、はじめてお店に並べたので、これが当店でのジュエリーボックスのはじまりと思っています。

02:アンティークアクセサリーケース・ジュエリーボックスの魅力

当店でも人気のアンティークジュエリーボックスですが、お客様とのお話の中で、すごく気に入ったアンティークの指輪を買ったんだけど、ついてきた箱が全く可愛くなくて。といったことをよく耳にします。もともと、ジュエリーケースはジュエリー・宝石を購入した時に無料で付いてくるもので、今は工場で大量に生産され、白・黒で簡素に作られたものが多いです。
せっかく気に入って買った100年前のリングに、現代のシンプルな紙製の箱では世界観が違いすぎます。

プレゼント向けに、
ジュエリーボックスも大切にしたい

当店では、アンティークジュエリーボックスの魅力は、個性の強さだと思っています。
カラフルな色や、地味な色、ベルベットや革でできていたり、大きかったり小さかったり、丸かったり、オーバル型・ハート型、帆立貝のような形のしたもの、その時の流行の色やモチーフが反映されたものなど、時代によってバラバラで色々なスタイルがあって見ていても飽きません。
中にジュエリーを入れてもいいし、小さなピンなどを入れてインテリアとして飾るなど、いろいろな楽しみ方ができるのは、アンティークアクセサリーケース・ジュエリーボックスの魅力です。

03:人気のアクセサリーケース・ジュエリーボックス

定番で人気が高いのは、シンプルな一粒ダイヤなどのブライダルジュエリー用にと買われる方の多い、イギリスでよく見かける小さなジュエリーボックスです。他にも、有名ブランド(有名店)のネームの入ったタイプは、定番で人気があります。
当店では1900年代のものを中心に取り揃えていますが、その中でも小さいサイズのボックスの人気が高いです。

たとえば、「01」のイギリス製ブラウンジュエリーケースは、真珠のネックレスが入っていたと思いますが、ディスプレイ用ならひな壇を利用してリングをたくさん飾ることができます。また「02」のリングホルダーはベルベットの外装で当時のフォント・ロゴ・デザインがあしらわれていてとても可愛らしいです。「03」もベルベットの外装ですが、開けた時のサプライズ感を演出することができます。最近では、プラスチック製の外装が多い中で、ベルベットで作られたものなどは今はあまり見かけませんので、シンプルなジュエリーにアクセントを加えるという点でも人気があっておすすめです。

他にも、個性を出したいときは「04」のリングケースのように、優しい色合いのブチ柄ケースなど、ケースが柄入りとなっているものも人気があります。ケースの色合いを楽しむことで、中に入れるジュエリーを引き立たせることが可能です。逆に「05」のように凹凸のある外装のイギリス製白リングケースは、洗練されたリングとの相性が良いです。珍しいものでいうと、「06」のピンクベルベットペアリングケースのように、ペアリング用のケースもあります。もともとはリング2本を購入しないと手に入らないケースなので、見かけることの少ない希少なアンティークのアクセサリーケースです。それだけで、他にはない特別な演出が可能です。
ここでは、当店で扱っている一部の製品を取り上げてみましたが、他にも色々なジュエリーボックス・アクセサリーボックス・宝石箱があります。

04:一生ものに、結婚指輪・婚約指輪のケースとしてのアンティークアクセサリーケース・ジュエリーボックス

当店で購入される方の多くは、目的を持ってこられる方が多いです。
例えば、結婚指輪・婚約指輪のケースとしてや、結婚式に使うという方もいます。
指輪やネックレスなど、大切なお祝いのアクセサリーを購入した時に付いてきたケースや、アンティークリングなどを購入した時のケースが気に入らない。もっと世界観を合わせたいという方にとって、職人が丁寧に作った古いアクセサリーケースは、一生ものになることも多いですので、ケースだけ変えてみるというのも、アンティークアクセサリーケース・ジュエリーボックスの楽しさであり、選び方の一つです。

ケースだけ変えてみる

また、インターネット上でみただけではサイズ感がわからなかったり、質感や風合いがわからないということから、来店される方も多いですので、当サイトをみて気になったケースを見かけたらご来店お待ちしております。
ここでは主に、ジュエリーケースについて取り上げましたが、時計用のケースなど、様々なアクセサリー向けのケースも扱っていますので。昔懐かしいアンティークアクセサリーケース・ジュエリーボックスに出会えるはずです。当店では、ゆっくりと一つ一つのアンティークアクセサリーケース・ジュエリーボックスを手にとることができますので、あらかじめ数点見たいものを見つけお越しいただければ、それぞれについて詳しくご説明させていただくことも可能です。

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